丸紅 太陽光パネルの再生利用で業務提携締結
2019/11/05
ニュース
丸紅株式会社は、100%子会社の丸紅テツゲン株式会社、丸紅メタル株式会社、および株式会社鳥取再資源化研究所と丸紅で、太陽光パネルのリサイクルに関する戦略的業務提携書に署名したと発表。
近年、地球温暖化対策に向けて再生可能エネルギーの拡大が進み、太陽光発電の大幅な増加した結果、太陽光パネルの廃棄量が大幅に増加すると想定されている。これを受け、丸紅グループは鳥取再資源化研究所と、太陽光パネルのリサイクルに関する業務提携を実施した。
丸紅グループと鳥取再資源化研究所では、太陽光パネルの回収と強化ガラスの原料化を行い、鳥取再資源化研究所の特許技術であるガラス発泡技術によりガラス発泡材を製造し、製造されたガラス発泡材を土壌の水分保持能力を高める土壌改良材や、水質改善を促す水質浄化材として利用していく。
これら2社は、強化ガラスを地球環境改善に役立つ製品に再生利用するこの取り組みにより、廃棄物の削減と環境改善を図り、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。