PCB処理施設が稼働 室蘭
2008/05/21
ニュース
有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物を無害化する室蘭市仲町の処理施設が二十一日、最初の廃棄物を受け入れ、操業を開始した。二〇一四年度までに道内と東北など十五県のPCB廃棄物約四千トンを処理する。
日本環境安全事業(JESCO)による全国五カ所の広域処理事業の一つ。室蘭での事業が全国では最後の処理開始となる。操業開始は二十日を予定していたが、悪天候で一日延期した。
金属トレーに載せワイヤで固定されたトランス(変圧器)一台が、室蘭市内の事業所からトラックで搬入室に到着。クレーンで受け入れ室へ運ばれた。二十一日夕にはコンデンサー(蓄電器)十四台も受け入れる。
〇七年十月稼働の計画だったが、配管の溶接不具合などから今年四月に延期。さらに試運転中の同月一日、施設内で起きた潤滑油漏えいにより稼働が遅れていた。
JESCOは「運転管理徹底、情報公開、地域住民の安全確保を優先して処理を進めたい」と話している。