AEPW(化学・プラなど40社) ごみ削減に10億ドル
2019/08/30
ニュース
海洋プラスチックごみ(廃プラ)削減に向けて米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などのグローバル企業が設立した国際組織「AEPW」は、東南アジアでのプラスチック廃棄物の削減事業に10億米ドル(約1,060億円)を投じると発表。今後5年間で総額15億ドル(約1600億円)を投じる計画で、現在までに約10億ドルが集まっている。
AEPWは1月に創設され、化学や日用品、廃棄物処理を含む幅広い業種から約40社が参加しており、日本からは三菱ケミカルホールディングス(HD)、三井化学、住友化学の大手化学3社が参加。特に東南アジア地域は、海洋プラスチックごみ問題が深刻だ。AEPWは同地域における廃棄物管理のインフラ整備やリサイクルしやすい製品開発やその普及、さらには海洋や河川でのごみ回収などの浄化活動に取り組む方針。