1人1日1キロ切る ごみ排出量、岐阜県
2011/05/06
ニュース
2009年度の県民1人当たりのごみ排出量が、現行の廃棄物処理法に基づき調査を始めた01年度以来初めて、1日当たり1キロを下回り、991グラムだったことが県の調査で分かった。
県廃棄物対策課によると、06年度までは1・5キロ前後で推移していたが、07年度には1・27キロに減少。09年度は1キロを切った。リサイクル率は前年度比0・2ポイント減の22・9%で、ほぼ横ばいだった。
同課は「不景気による企業活動の低迷に加え、人口減少も影響している」と分析している。
また、県内の総排出量は73万6000トン(前年度比4・1%減)で、06年度以来3年連続の減少。このうち事業系ごみは19万4000トン(同4・4%減)で01年度以来初めて20万トンを下回り、景気低迷の影響をうかがわせる。
出典:中日新聞