鹿嶋の耕作放棄地:残土の不法投棄、住民ら現地調査 /茨城
2010/04/21
ニュース
鹿嶋市棚木の耕作放棄地に無許可の建築残土の埋め立てが行われているとして、地区住民らで組織する棚木残土埋立反対対策会議(立原勝男議長)は20日、住民と弁護士、市議ら約30人が現地調査を行った。
埋め立てが行われたのは、市道脇から約15メートル下の約2500平方メートルの谷津田。業者は先月16日、市に埋め立て申請書を提出し、翌17日から残土を持ち込んでいる。だが、市環境課によると、書類に不備があり許可は出ていない。
市は不法投棄にあたるとして今月19日、条例に基づく事業停止命令書を業者に郵送した。業者は「会社としては正式な手続きをしている。今後は市の指導に従いたい」と話している。
出典:毎日新聞社