鹿嶋の産廃不法投棄:容疑で4人逮捕 /茨城
2010/11/26
ニュース
鹿嶋市津賀の山林で大量の産業廃棄物が不法投棄された事件で、県警生活環境課と境署などは24日、千葉県成田市公津の杜、産廃処理業者「ピアエンジニアリング」社長、蛭間誠一郎容疑者(44)と同社部長ら2人▽同県香取市多古町島、運送業「司総業」社長、郡司謙一容疑者(39)の計4人を廃棄物処理法違反(再委託基準違反)などの疑いで逮捕した。
県警は、中間処理業者のピ社がブローカーの司総業に処理を違法に丸投げしたとみて調べている。
容疑は、蛭間容疑者は7月14日、2回にわたり、ピ社が請け負った汚泥などの産業廃棄物約34立方メートルを司総業に違法に再委託。これを受け郡司容疑者は、産廃処理分業の許可のないダンプ運転手(39)=同法(不法投棄)違反で罰金刑=に再委託したとしている。
境署によると、蛭間容疑者は容疑を認めているが、郡司容疑者は「汚泥は産廃ではないと思っていた」と否認しているという。
出典:毎日新聞社