鳥居型の看板で不法投棄防止
2009/07/13
ニュース
山あいで後を絶たないごみの不法投棄を防ごうと、広島市安佐北区の狩留家と小河原両地区の住民が対策に乗り出した。狩留家地区の湯坂町内会は12日、林道沿いに鳥居型の看板を設置した。
看板は高さ80センチ、幅70センチの木製。文字で訴えるのではなく、捨てる人たちの「良心」に問い掛けようと鳥居の形にし、朱色に塗った。東広島市志和町に続く林道沿いの2カ所に立てた。空き缶や家電製品の投げ捨てが目立つ民有地を選んだ。この日は、住民約70人が250キロ以上のごみも集めた。
町内会は今年3月と5月、不法投棄が多い場所の草を刈って捨てられにくくした。さらに鳥居型看板の効果があれば、市にも協力を求めて設置場所を増やす。
出典:中国新聞