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食品トレー大手「エフピコ」 茨城県の新工場11月に本格稼働

2017/10/26

ニュース

食品トレー容器大手の株式会社エフピコは、10月から一部稼働していた新工場「関東エコペット工場」を11月からフル稼働させる。同工場は、回収した使用済みペットボトルをペレット状のPET樹脂にした後、リサイクル食品トレーに再生させるもので、関東八千代工場の敷地内に157億円をかけ建設された。床面積42,870㎡の4階建て。自治体や食品スーパーなどを通じて調達するペットボトルや透明のPET容器を再生PET樹脂に加工し、食品トレー容器に生成する。樹脂の年間生産能力は2万tという。

新しい設備としては、圧縮したペットボトルを粉砕後、異物除去、洗浄しペレット状の再生PET樹脂に加工する設備を2ライン、再生PET樹脂をナフサ(粗製ガソリン)から製造した未使用PET樹脂で挟んだ3層シートに加工する設備を1ライン、シートを真空成形して容器に加工する設備を6ライン導入した。

同社のPET樹脂の年間使用量は7万tで、うち3万tが「中部エコぺット工場」と「西日本ペットボトルリサイクル」で生産する再生PET樹脂。新工場の本格稼働で再生PET樹脂の使用比率を7割強にまで引き上げる。また、同社は今後、PET容器の再生PET樹脂使用比率を96%まで上げたいとしている。

 

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