静岡県 県小型メタン発酵プラント事業化推進協議会 実証実験結果まとめ
2018/09/07
ニュース
静岡県とエネルギー事業者や食品会社で構成されている県小型メタン発酵プラント事業化推進協議会は、中小企業でも導入しやすいようプラントを小型化、簡素化し、コストを落とし、普及を目指すことを目的に2017年2月に設立した。
このたび、同協議会は、2017年度に行った小型バイオマスプラントの実証実験の結果をまとめ発表した。同実証実験は、はごろもフーズ焼津プラントで行われ、ツナの缶詰とレトルト食品の製造過程で発生する廃棄物をエネルギー源として有効に活用するモデルを提示した。レトルト食品の廃棄物を1t/日処理できれば、年間1000万円以上相当のエネルギーが得られることがわかったという。いずれは、食品加工会社などへ普及させたいとしている。