長岡市で不法投棄の廃棄物を撤去 (新潟県)
2013/11/27
ニュース
道路脇などに無断で捨てられた廃棄物は、地域の景観を損ねるだけでなく、環境汚染にもつながる。26日、長岡市の旧川口町で、そのような不法に捨てられた廃棄物を、県と市、産業廃棄物の業者が協力して撤去した。
不法投棄された廃棄物の撤去作業は、住民から通報のあった旧川口町の3か所で行われた。長岡市の要請を受け、県や産業廃棄物処理業者の団体が資金を援助して行ったもので、作業には県職員や業者など20人がした。
県内での不法投棄の発見件数は、年々減少傾向にあるが、昨年度は新たに不法投棄された産業廃棄物が推定237トン、一般廃棄物が推定398トン見つかった。
この日の撤去作業でも、田植え機やトタン板など、3か所で合わせて1.65トンの不法投棄廃棄物が見つかり、クレーン付きトラックなどを使用して回収していった。
県は市町村などから要望があれば、来年度以降も、不法投棄された廃棄物の撤去支援を検討したいとしている。
出典:テレビ新潟