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長岡の産廃不法投棄:3被告、起訴内容認める 懲役2年~1年6月求刑 /新潟

2010/02/15

ニュース

 肥料の原料とする産業廃棄物を会社敷地内に埋めたとして、廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪に問われた長岡市比礼の肥料製造会社「東日本肥料」の元常務、関川林三(75)▽工場長、高松和男(59)▽品質管理室長、難波忠則(64)の3被告の初公判が12日、新潟地裁長岡支部(渡辺美紀子裁判官)であり、3人はともに起訴内容を認めた。

 検察側は関川被告に懲役2年、罰金50万円▽高松、難波両被告に懲役1年6月を求刑し、即日結審した。判決は26日に言い渡される。

 起訴状によると、3被告は他の社員2人と共謀し、08年5月中旬、会社敷地にコメ汚泥など約11・28トンを埋めたとしている。また関川被告は同じころ、別の社員1人と共謀し、ガム約1・37トンを敷地に埋めたとしている。

 当時、同社には発酵したコメ汚泥などが放つ悪臭への苦情が相次ぎ、県の立ち入り検査を受けていた。

 検察側は「行政処分を恐れた、計画的で悪質な犯行」と指摘。弁護側は「自社敷地に埋めたことは悪質とまでは言えない」と執行猶予付き判決を求めた。

出典:毎日新聞社

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