金属類収集日にゴミ捨て場から迫撃砲弾
2010/09/24
ニュース
横浜市港南区上永谷のゴミ集積所で22日午後2時40分頃、「爆弾のようなものが捨てられている」と付近住民から110番通報があった。
神奈川県警港南署によると、現場は市営地下鉄永谷駅の北約1キロの住宅街。迫撃砲弾は同日午後2時半頃、ゴミ収集業者が集積所に置かれた鍋の中から発見。業者から依頼された住民が110番した。
神奈川県警の爆発物処理班などが調べた結果、米軍などが、かつて演習用として使用していた金属製の60ミリ迫撃砲弾であることが明らかに。長さ約24センチ、直径約6センチで火薬は入っていなかった。この日は金属類などのゴミ収集日だった。
軍事評論家の神浦元彰さん(61)は「迫撃砲弾にはいろんなタイプがあるが、これは演習弾または訓練弾と呼ばれるもの。火薬は入っていない。演習で昔使われて、ミリタリーショップで取引されたものではないか」と分析した。
実弾でなければ売買しても法に触れることはなく、1万円前後で売られているという。
出典:スポーツ報知