都の事業で不法投棄 産廃処理社長ら逮捕
2013/07/16
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正規の業者よりも格安で解体工事を受注し、廃棄物を不法投棄していたとして、産業廃棄物処理会社の社長ら7人が逮捕された。
警視庁によると、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された産業廃棄物処理会社「一鳶工産」の社長・太田勇容疑者(69)や下請け業者の男ら計7人は去年7月、千葉県市原市の山林に、木くずなどの廃棄物約17トンを違法に捨てるなどした疑いが持たれている。不法投棄された廃棄物は、東京都の区画整理事業に伴うもので、都が保証金を払い、住民自身が解体を業者に発注していた。
一鳶工産は下請け業者と組んで、正規の業者よりも格安で約200件受注し、2000万円を売り上げたとみられている。警視庁の調べに7人は全員、容疑を認めているという。
出典:日テレ