遺品整理士の有資格者急増
2013/08/12
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故人が残した思い出の品や家財道具を片づけたり、遺族への返還や供養を行う「遺品整理士」の資格認定者が、9日現在で2200人を突破した。社会背景による需要増やテレビドラマの影響が後押ししている。
一般社団法人遺品整理士認定協会が養成講座を開設したのが一昨年11月。全国での認定者は丸1年後には700人を突破したが、現在は約3倍に膨れ上がっている。協会によると、増え続ける高齢者の孤独死や、映画「アントキノイノチ」やドラマ「遺品整理人 谷崎藍子」シリーズで取り上げられたことが影響しているという。
ただ、料金相場が分かりにくいことに乗じた不法業者の存在が問題視されている。協会の沖西祐希事務局次長は「悪徳業者を排除し、クリーンなイメージにしていきたい」と話している。
出典:報知新聞社