違法の焼却炉でダイオキシン排出 2人逮捕
2011/11/21
ニュース
設備が不十分な焼却炉で産業廃棄物を燃やしたなどとして、業者の男ら2人が14日、警視庁に逮捕された。灰からはダイオキシンが検出されている。
警視庁によると、逮捕された廃品回収業経営・鈴木時雄容疑者(61)と作業員・亀田正治容疑者(79)は、東京・町田市にあるダイオキシン対策の設備が不十分な焼却炉で、200キロ以上のプラスチックなどを燃やしたなどの疑いが持たれている。
東京都には近所の住民から苦情が寄せられていて、東京都もこれまでに立ち入り調査を約100回行い、指導を繰り返してきたが、鈴木容疑者はその度に「もうやめます」などと話し、言い逃れしようとしたという。
また、先月には、焼却炉の周りの灰から基準値の倍のダイオキシンが検出されていて、警視庁の調べに対し、鈴木容疑者らは容疑を認めているという。
出典:日テレNEWS24