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近畿大とナニワ炉機研、リサイクル燃料「バイオコークス」の連続製造機を開発

2012/12/26

ニュース

 【東大阪】近畿大学とナニワ炉機研究所(大阪府八尾市、村田悦夫社長、072・986・2578)は、リサイクル燃料「バイオコークス」の連続製造機を開発した。茶葉や木くずなどの原料を移動させながら加熱、冷却して円筒状の固形燃料を製造する。従来の製造機に比べ4倍の生産能力を持つ。
 36本のシリンダーを持つ機械なら1日当たり28トンの製造が可能になる。加熱方式も改良して製造に必要な電力を従来機より20%低減した。
 近畿大学の井田民男准教授のグループが開発した「バイオコークス」は、使用済みのコーヒーや茶葉などのバイオマスから製造でき、石炭コークスの代替燃料として使用できる。近畿大学は12月1日付で北海道恵庭市に開設した「バイオコークス研究所」を拠点に今後も研究を続ける。

出典:日刊工業新聞

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