車の窓からごみ不法投棄、58歳中学教諭を逮捕
2012/12/25
ニュース
鹿児島県内で21日、教諭の不祥事が相次いで発表された。
走行中の車の窓からごみが入った袋を投げ捨てたとして1人が逮捕され、追突事故を起こして逃げたとして1人が懲戒処分を受けた。今年度に懲戒処分を受けた教職員は昨年度の16人を上回り、17人となった。
奄美署は21日、奄美市名瀬伊津部町、宇検村立名柄中教諭岩切博樹容疑者(58)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、岩切容疑者は同日午前7時15分頃、同市住用町摺勝の国道58号の路肩に、家庭ごみが入ったビニール袋四つ(計約4キロ)を投棄した疑い。軽乗用車で通勤中、助手席の窓から袋を投げ捨てていた。袋は買い物用のレジ袋で、紙パック、ビニール類、ティッシュペーパーなどが入っていた。「間違いありません」と容疑を認めているが、理由については詳しく供述していないという。
現場付近では、9月頃からごみが入った袋の投棄が相次ぎ、この1週間ほどは毎日のように捨てられていた。このため、署員が張り込んで警戒していた。
出典:読売新聞