跡地の廃棄物汚染なし 四国がんセンター
2009/07/10
ニュース
松山市堀之内の旧国立病院四国がんセンター宿舎敷地跡の地中から6月中旬に薬瓶や注射器などの医療廃棄物が見つかった問題で、国立病院機構四国がんセンター(同市南梅本町)は8日、現場周辺の土壌を調査した結果、汚染はなかったと発表した。
同センターによると、公園整備工事中の現場周辺の土壌成分を分析、土壌汚染対策法に定められたダイオキシン類など25の有害物質はいずれも基準値内で有害性はなかった。廃棄物は焼却して埋められており、ウイルス感染などの可能性もないとしている。廃棄物と周囲の土など142立方メートルは、市内の廃棄物処理業者の施設で保管しており、検査結果を受け、近く最終処理する。
出典:愛媛新聞社