日本最大級の産業廃棄物処理業者・リサイクル業者検索サイトです。

0120-33-8508

受付時間:10:00~18:00 (土日祝日除く)

エコノハサーチ

スマホ版メニュー

豪雨災害で大量廃棄物 奄美の処理場、24時間フル稼働

2010/11/09

ニュース

 奄美大島の豪雨災害で、被災家屋から大量の廃棄物が出ている。島の廃棄物処理を担う名瀬クリーンセンター(奄美市)には通常の2倍近いごみが運び込まれ、24時間フル稼働で対応している。

 同センターは奄美市、龍郷町、大和村、宇検村からのごみを処理。先月20日に奄美大島を襲った豪雨は、土砂崩れや床上浸水などの被害をもたらし、畳やふすま、冷蔵庫やテレビなどが泥水につかった。被災者が使えなくなったものを分別して出す災害ごみは、同22日から搬送され始めた。

 今月4日までに搬入された可燃ごみは約640トン。同センターでは、焼却炉2基を、通常1日16時間稼働させるところを24時間稼働にして対応している。一般ごみも含め1日150トン前後を燃やしているが、炉の容量は半分ほど残っており処理には余裕があるという。

 同センターを管理する大島地区衛生組合の亀井清孝事務局長は「奄美市住用町からのごみはまだ処理できていないものが多いが、向こう1週間頑張れば大丈夫だろう」と話す。

 問題は粗大ごみ。同センターでは通常の粗大ごみ置き場が満杯になり、駐車場の一部をごみ置き場にして対応している。粗大ごみは可燃と不燃、リサイクル資源などに分別された後、破砕機にかける。1~2時間ほど稼働時間を延ばしているが、「これだけのごみは施設が操業して以来初めて。いつまでかかるか見当もつかない」(亀井事務局長)。

 現在、同組合の職員10人とごみ処理を委託した会社の24人が昼夜交代でごみ処理に当たっている。亀井事務局長は「大規模なごみを受け入れられるのは島ではここだけ。一刻も早い被災地の復旧のためにも、力を合わせて頑張りたい」と話している。

出典:asahi.com

産業廃棄物処理・リサイクル処理業者検索サイト【エコノハ】

一覧へ戻る