日本最大級の産業廃棄物処理業者・リサイクル業者検索サイトです。

0120-33-8508

受付時間:10:00~18:00 (土日祝日除く)

エコノハサーチ

スマホ版メニュー

豊田の産廃野積み問題:業者、処分場に隣接の市有地無断使用 /愛知

2012/12/27

ニュース

 鉱山会社「豊徳鉱山」(瀬戸市)が豊田市矢草町の産業廃棄物最終処分場で産廃約30万立方メートルを野積みにしていた問題で、同社が処分場隣の市有地を無断で使用し、市がその後土地を売却していたことが19日の市議会一般質問で分かった。

 質問した光岡保之市議(自民クラブ)や市によると、市が売却したのは、ため池と接続する溝の2筆計254平方メートル。同社は新処分場の建設を計画し、市に購入を申し入れ、09年8月に227万円で売買契約を締結した。同社は契約前から進入路の一部などとして使っており、市は無断使用に全く気付かなかったという。答弁した畔柳寿文・総務部長は「(既にため池として使われておらず)機能していなかったし、占有状態が続いていた」と売買した理由を説明、結果的に無断使用を追認したことを認めた。
 また、市はこれまで野積み状態を知ったのは05年と説明している。光岡市議は「98年に地元から市へ苦情があり、99年には当時の鈴木公平市長が現地を視察した」と追及。これに対して末継誠之・環境部長は「手元に資料がなく答えられない」と答弁した。しかし取材に対して「98年当時の苦情は悪臭とごみの散乱。05年にごみが山積みになっているとの通報で初めて知った」と話した。

出典:毎日新聞

ごみ相談ならごみなびへ

一覧へ戻る