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豊島の産廃問題:汚染土壌の処理方法で意見交換--対策検討会 /香川

2009/02/23

ニュース

 豊島(土庄町)に不法投棄された産業廃棄物の処理方法を検討する管理委の専門部会「第1回豊島処分地排水・地下水等対策検討会」(座長・中杉修身上智大教授)が21日、高松市内のホテルで開かれた。産廃の下にある汚染土壌の処理方法などについて意見が交わされた。

 「豊島処分地排水対策検討会」を発展させて新設したもので、専門家5人で構成。県が産廃の掘削計画と汚染土壌の水洗浄処理について説明し、委員が意見を述べた。

 県は当初、汚染土壌はすべて溶融処理する予定だったが、計画が遅れていることなどから水洗浄処理を検討中。この日は、汚染土壌の状態や処理方法、処理業者の企画提案書の一覧などが示された。委員からは「土壌の汚染状態は変わりやすいので、柔軟に対応できる態勢にするべき」などの意見が出た。

 県は、10年度前半までに住民側と合意を図りながら、処理方法を決定したい方針。第2回検討会は3月21、22日に開かれ、水洗浄処理に応募した業者のヒアリングが行われる。

出典:毎日新聞

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