豊島の産廃問題:処理支援続けて 県が国予算の重点要望に /香川
2008/06/04
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県は2日、国の来年度予算編成に対する重点要望を発表。「特定産業廃棄物特別措置法」に基づいて国が約6割を負担している豊島(土庄町)の産廃の処理費用について、引き続きの支援を求めることを盛り込んだ。
03年に直島町の溶融炉で処理を始めた時点で、県は処理費用の総額を約280億円と見込んでいた。しかし原油高を受け、溶融炉の燃料に使う重油も1リットル当たり68・3円と当時(同29円)の2倍以上に高騰。このままの価格で推移すれば、処理費用は当初見込みの30億円以上膨らむ見通しだ。