詐欺・偽造有印公文書行使:容疑で産廃業社長ら逮捕--土浦署 /茨城
2009/04/08
ニュース
偽の産業廃棄物収集運搬業許可証などを使い、銀行から約2400万円の融資を受けたとして、土浦署は6日、土浦市虫掛、産廃処理会社「ショウエイ」社長、植村慎之介被告(50)=横領罪などで既に起訴=を詐欺と偽造有印公文書行使の両容疑で、同市並木5、事務代行、田上晴夫容疑者(49)を同ほう助の容疑で逮捕した。
容疑は、植村容疑者は06年1月ごろ、同市内の銀行で、偽造許可証と会社の決算書類を示し、重機購入名目で融資金をだまし取ったとしている。田上容疑者は、植村容疑者の詐欺を助けたとされる。
同署によると、田上容疑者は容疑を認めているという。植村容疑者は「正規の手続きで借りた」と否認しているが、ほとんど返済していないという。
植村容疑者は、リース会社からパワーショベル2台を借り、無断で売却した横領容疑などで、2~3月に同署や牛久署に逮捕され、水戸地裁土浦支部に起訴されている。
出典:毎日新聞