許容量50倍の産廃撤去せず 岡山東署、解体業男性を逮捕
2009/10/14
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岡山市内に許容量の約50倍に当たる産業廃棄物を放置していたなどとして、岡山県警生活環境課と岡山東署は13日、廃棄物処理法(改善命令)違反の疑いで同市東区東幸崎、解体工事業片岡正則容疑者(63)を逮捕した。
逮捕容疑は、同市東区上阿知と同西大寺一宮の産廃保管場所に、木くずや廃プラスチック類など計約1350立方メートルを野積み。保管できる上限(約27立方メートル)を超えるなどし、2008年12月に同市から3カ月以内の撤去などを求める改善命令を受けていたのに、従わなかった疑い。
同署によると、保管場所を示す掲示板の設置も行っていなかった。産廃は自ら木造家屋などを解体した際に出た建築廃材などで、「間違いありません」と容疑を認めている。
出典:山陽新聞