解体現場など巡回/廃棄物の分別チェック
2009/10/30
ニュース
香川県と高松市は28日、建設廃材の再資源化などを義務付けた建設リサイクル法に基づく県内一斉パトロールを実施。県と市の担当職員41人が解体現場など計116カ所に立ち入り、解体方法や廃棄物の分別状況などをチェックした。
パトロールは、同法が全面施行された2002年から年2回、全国一斉に行っている。
高松市東山崎町のスーパーの解体現場では、県と市の職員6人が現場責任者から説明を受けながら、解体方法や廃材の分別状況、建設業許可票など標識の有無などを確認。アスベスト(石綿)やフロン回収に関する法令などを記載したチラシも配布し、適正な処理に努めるよう念を押した。
今回のパトロールでは、工事現場で義務付けられている標識を掲示していなかった現場が9カ所あり、改善を指導。また、解体請負業者3社に対し、再資源化が完了したことを発注者に書面報告するよう是正指導した。
出典:四国新聞社