街を走る美化の訴え ごみ収集車に子どものポスター
2013/10/28
ニュース
街の美化や環境保護を子どもの素直な言葉で訴えようと、横須賀市と街の美化活動に取り組む市民グループ「クリーンよこすか市民の会」は、小中学生が描いた啓発ポスター作品のコピーを、ごみ収集車の車体に展示している。
子どもの思いがこもった作品が収集車と市内を走り巡ることで、大人に美化の意識を高めてもらおうと始めた。
作品は市内の小中学生から夏に募集。二千二百十八点の応募から入選三十点を選び、カラーコピーしてからラミネート加工し、収集車八台の側面に二~四点ずつ飾った。
作品はどれも色鮮やかで、添えられた言葉には「みんなのうみ きれいにしよう」など海に臨む横須賀らしさや、「君の手で作ろう きれいなヨコスカを」など故郷への愛情がにじんでいる。
市資源循環推進課の担当者は「これまで市内の駅周辺で作品展示をしていた。集積場を巡回する収集車を使うことで、より広い範囲の人に訴えることができる」と期待している。展示は三十一日まで。
出典:東京新聞