薩摩川内産廃場の用地を5億円で取得へ 鹿児島県
2011/02/23
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鹿児島県は21日、薩摩川内市川永野町の採石場跡地に計画する産業廃棄物管理型最終処分場の用地を総額約5億円で取得すると明らかにした。
同日開会した定例県議会に関係議案を上程、事業主体の県環境整備公社が4月中を目指す着工までに取得する。
県によると、用地面積は約25万6000平方メートル。地権者は、採石場跡地を所有するガイアテック(薩摩川内市)のほか、同市と個人3人。
同社と、対応を同社に委任した個人2人とは、賃貸借料計5億円で契約を結ぶ。契約期間は2011~27年度で、満了時に所有権を県に移転する。
県からの支払いは処分場が稼働する予定の13年度から分割で、金利は設けない。同市と個人1人には計約300万円で購入する。
県財産に関する条例は2万平方メートル以上、かつ予定価格7000万円以上の土地取得について県議会の議決が必要と定めている。
出典:南日本新聞