職員がウロ不法投棄、カモメの餌に 森町の処理施設
2010/06/08
ニュース
渡島管内森町が運営するホタテのウロ処理施設「ホタテ未利用資源リサイクル施設」(同町砂原)の職員2人が、ホタテ漁の最盛期に処理しきれなくなったウロの一部を、昨年から敷地内に不法投棄していたことが7日、分かった。
渡島総合振興局は廃棄物処理法違反の疑いもあるとみて町に報告を求める。
町の内部調査によると、施設に勤務する3人のうち、女性事務職員1人を除く男性職員2人が、ホタテ漁の最盛期である昨年2~5月、ほぼ週1回の割合で、毎回少なくとも数トンのウロを敷地内の一角の空き地に捨て、付近に生息するカモメに食べさせていた。
今年も2月から、外部の指摘で発覚する4月中旬まで続けていた。
出典:北海道新聞