総務省 熊本県の産業廃棄物最終処分場を調査
2018/04/23
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総務省が、環境省から補助を受けている熊本県の産業廃棄物最終処分場「エコアくまもと」の調査を行っている。既存の処分場が容量不足だったため、同施設は、総事業費約70億円をかけて県主体で建設。整備期間は、2013年度から2015年度。公益財団法人「県環境整備事業団」が運営している。補助を受ける際、処分場ができることによって不法投棄がなくなり、年間の除去費用が一切なくなるとしていた。しかし、総務省の調べでは、既存の処分場が満杯ではない状態でも不法投棄が発生している。また、県が把握するものだけでも2016年度は年間100件以上の不法投棄があったといい、処分場の容量が増えたとしても不法投棄はなくならないと指摘している。