給食センターの予定地から産廃
2010/05/28
ニュース
愛荘町川久保の町学校給食センター建設予定地で、コンクリート片など大量の産業廃棄物が埋められているのが見つかった。重金属などの有害物質は出ていないが、町は産廃の搬出処理に専決処分で約4400万円の予算を組み、作業を進める。
町教委によると、給食センターは町内8学校・園に約3千食を供給する施設で、2012年1月の稼働を予定していた。今年4月に用地の造成工事が始まり土地を掘り起こしたところ、地中からコンクリート片や木くずなど大量の産廃が見つかった。
調査の結果、約7500平方メートルの用地のうち約3千平方メートルに廃棄され、処分量は最高で約4千立方メートルに上るとみられている。
建設予定地は、合併前の旧愛知川町が公園建設予定地として05年3月に買収した町有地約4万2千平方メートルの一部。買収前は建設業の地権者が産廃の投棄場に利用し、その後水田に戻していたとみられ、町は買収当時の経緯を調べることにしている。
出典:asahi.com