粗大ごみ、市職員が料金払わず放置…無断で侵入
2013/01/22
ニュース
名古屋市は21日、市環境局北環境事業所でごみ収集業務を担当するいずれも技士の男性職員2人が別の事業所に無断で粗大ごみを持ち込んだとして、それぞれ停職3か月の懲戒処分とした。
市によると、男性職員(37)が知人女性を同居させるため引っ越し作業をしていた昨年11月25日、机や棚などの粗大ごみなど約300キロを、先輩職員(45)とともにトラックで運び、無断で名東環境事業所の鍵を開けて敷地内に持ち込み、放置したという。
同日は日曜日で、事業所は休みだったが、男性職員は、同事業所に勤務した経験のある親族から入り口のダイヤル鍵の番号を聞いていたため、侵入できたという。同市では、粗大ごみを自己搬入する場合、居住する区の事業所に申し込み、大江破砕工場(港区)に料金を支払って持ち込むよう定められている。
名古屋市総務局人事課は「ごみの適正処分をお願いする立場の職員がこのようなことを起こし、大変申し訳ない」としている。
出典:読売新聞