米国 1日に約15万tの食品廃棄物排出
2018/04/20
ニュース
4月19日、米国では、1日約15万tの食品廃棄物が排出されている調査結果が発表された。これは、国民1人当たりに換算すると約422g毎日排出されている計算。また、2007年から2014年の政府による食品廃棄物に関する調査データに基づいた研究では、廃棄食品の総量が、全米国人の1日の平均カロリー摂取量の約30%に相当するという。
このような結果を受け、消費者は青果物の適切な下ごしらえと保存方法を学び、販売側は賞味期限を見直すなどの取組みが必要と思われる。
食品廃棄物の内訳は、青果物が全体の39%で最も多く、次に乳製品が17%、肉類14%、穀類12%と続いた。一方、廃棄処分が少ない食品は、塩気の強いスナック菓子、食卓油、卵料理、砂糖菓子、清涼飲料水など。