福岡県北九州市 環境局主査 私的なごみ持込み 戒告処分
2016/12/12
ニュース
12月9日付けで、福岡県北九州市は、同市環境局主査である職員を、ごみ処理費用を支払わずに、私的なごみを職場に持込んだとして、戒告処分にしたと発表した。同職員は事実を認めている。
同職員は、7月22日、午前10時頃の勤務中、公用車である軽トラックを使用し、自身の実家や親類宅を回り、学習机や鉄製の衣装ケースなどを積み込み、職場に無断で持ち込んだ。廃棄前に、上司がこれに気づき、持ち帰らせたが、この際、処分費用1,100円を免れようとしたとみられている。また、昨年11月から今年4月頃の間、市が業者に売却予定だった古紙などを持ち帰り、市から古紙回収奨励金として1,120円を受け取っていた。同職員は、持ち帰った古紙が売却予定とは知らなったとしている。
市は、実家などを回っていて職務を離れた時間の給与を減額し、古紙の売却額などの1,864円を返却させた。