福岡県 許可の全中間処理業者に保管状況確認、防火対策指導へ
2017/06/15
ニュース
福岡県は、嘉麻市で発生した廃棄物処理業者「エコテック」の火災を受けて、県が許可を出している全ての中間処理業者に対し、廃棄物の保管状況を確認し、防火対策の指導を行いたいとの方針を示した。これは、6月13日に行われた県議会本会議において、民進党・県政県議団の田辺一城議員の代表質問に対する小川洋知事が答えたもの。
6月9日に、同県は、火災現場である「エコテック」の工場に専門家とともに立入検査を行った。この調査結果を踏まえ、今後、燃えた廃棄物の成分分析などを行い、具体的な撤去方法を決定していくという。また、事業者への改善命令なども検討するとしている。