福岡市の産廃業者「和幸商会」許可の更新できず一時閉鎖
2018/10/30
ニュース
福岡市の産業廃棄物処理業者「株式会社和幸商会」が福岡市の許可更新が出来ず、一時閉鎖する。これは、同社が地主から土地の使用許可を得られていないため。
同社は、金隈安定型埋立最終処分場の運営会社で、閉鎖は10月29日から。取引先にその旨の通知を送ったという。現在、土地の所有権について訴訟中で、裁判で土地を取り戻した後、事業を再開したいとしている。
今年8月にも、同社は、一時的に処分場を閉鎖した。別会社へ事業を譲渡し、処分場の再開を目指していたが、地主から使用許可が得られなかった。10月からは、従前の和幸商会として事業を再開し、許可期限まで地主と交渉したが、決裂したという。地主側は長期化しても徹底的に争うとしている。