神奈川県横浜市 ごみ集積所廃止の社会実験開始
2017/11/06
ニュース
11月6日から、社会実験として、横浜中華街にある関帝廟(かんていびょう)通りのごみ集積所を廃止する。これは、横浜市と山下町町会が主体となって行い、横浜中華街「街づくり」団体連合協議会、横浜中華街発展会協同組合、加賀町署が協力する。実施期間は、18年3月末までで、住民には別の場所に集積所を設置する。
同集積所は、山下町公園の前にあり、家庭ごみ対象であるのにも関わらず、事業系のごみが大量に出されるなど問題となっていた。集積所付近は観光客が多く訪れる場所で、ごみが溢れている様を見て、自由にごみを捨てて良い場所と勘違いされ、更に、ごみが山積みになるという悪循環も生まれていた。
実験開始の2週間は、平日の日中、市の職員が常駐し指導を行うという。夜間、休日については、監視カメラを設置し、不法投棄などが発覚した場合は、神奈川県警と連携し対応する。
1月から2月には、住民アンケートや意見交換会を実施し、2018年度以降の集積所について検討するという。