神奈川県 湯河原町真鶴町衛生組合一般廃棄物最終処分場完成
2019/07/13
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神奈川県の湯河原町真鶴町衛生組合一般廃棄物最終処分場が完成し、7月8日に竣工式と内覧会が行われた。かつての施設は屋外型で、環境基準を超えるカドミウムが検出されるなど、環境への影響が問題となっており、新施設が建設されることとなった。13年度に、約32億円を投入し掘削、撤去、運搬作業を行い、15年に工事を着工した。完成は今年3月。4月から、試験的に焼却灰の埋立などの処理を開始し、近く本格的な操業に入る。
同施設は、幅約60mの大型の屋根を備えたクローズ型で、雨など天候の影響を受けにくく、地下水などに有害物質などが流入しにくい。埋め立て容量は77350㎥。40~50年は利用可能で、再生工事費は約48億円。