磐梯の産廃不法投棄で建設会社員を起訴
2010/09/14
ニュース
磐梯町の産業廃棄物不法投棄容疑事件で、地検会津若松支部は13日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪で会津若松市五月町、会社員広岡久容疑者(51)を起訴した。
起訴状によると、広岡被告は平成19年9月25日ごろ、同町の「磐梯七ツ森グリーンビレッジ」内にあったテニスコートの撤去工事で出た鉱さい約590トンを、現場作業員らに近くの原野へ不法投棄させたとされる。
地検によると、広岡被告は工事を施工した建設会社の現場責任者として、工事全般を指揮監督していた。
地検は同事件で廃棄物処理法違反容疑で逮捕、送検した同町大谷、会社員小林修治元磐梯町総務課長(61)については処分保留とした。
地検は「事件への関与の程度を慎重に見極めた上で処分を決めたい」としている。
広岡被告が勤務する法人としての会社についても「今後、起訴すべきかどうか見極めたい」とした。
出典:福島放送