石川県 19市町 国からの廃プラ受け入れ要請を拒否
2019/06/24
ニュース
5月下旬から環境省が全国の市町村に廃プラの処理を受け入れるよう要請した件で、石川県の19市町では、受け入れできないとの見解を示している。現在まで、石川県以外でも承諾した自治体はないという。同県での受け入れできない理由としては、「廃プラを焼却すると焼却施設が高温となり、施設にダメージが起きやすい」、「資源化率を上げるために、分別を推奨してきたのに、他地域のごみを受け入れることは住民の理解を得られない」、「施設が廃プラを受け入れる想定で造られていない」などが挙げられる。
環境省では、中国が資源系廃棄物の輸入をストップしたことから、国内での廃プラの処理が追いつかなくなり、置き場所にも窮したことで、各自治体に協力を求めていた。