真岡の医療廃棄物施設計画 業者が断念
2013/07/13
ニュース
松山町の真岡第1工業団地に、宇都宮市内の業者が感染性医療廃棄物などの中間処理施設建設を計画し、地元住民が反対していた問題で、業者が建設を断念し計画を取り下げていたことが12日までに、市などへの取材でわかった。
県や市によると、計画が浮上したのは2000年12月。業者は同工業団地の約8900平方メートルの土地に、感染性廃棄物などの産業廃棄物と一般廃棄物の焼却破砕施設を建設する事業計画書を県に提出。08年5月には設置許可を県に申請した。
しかし今春、同施設の建設予定地を都内の別業種の会社が取得し、手続きは「一からやり直し」(県関係者)の状況となった。業者は用地の所有権が第三者へ移ったことなどを理由に、6月末計画を取り下げたという。
出典:下野新聞