県産廃協会副会長を逮捕 許可受けずに産廃受託の疑い/滋賀
2010/07/01
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無許可で産業廃棄物の処分を引き受けたとして、県警は県産業廃棄物協会副会長の産廃収拾・運搬会社「太陽産業」社長、西川竣治容疑者(64)=近江八幡市若葉町2丁目=を廃棄物処理法違反(受託禁止)の疑いで逮捕し発表した。容疑を認めているという。
県警生活環境課によると、西川容疑者は5月、近江八幡市西生来町の土地で、県の許可がないまま工事会社から2トントラック1台分の瓦の処分を引き受けた疑いがある。
約5万5千平方メートルの土地にはコンクリート、金属片などの産業廃棄物が山積していたといい、県と県警が連携して調べていた。
県産業廃棄物協会は産廃業者でつくる任意団体。産廃の適正処理の推進のため、パトロールや研修会を開いている。西川容疑者は2008年から副会長を務めていた。
岩根奎晤(けいご)専務理事は「協会は不法投棄の絶滅を旗印としており、絶対にあってはならないこと。極めて残念だ」と話した。
出典:asahi.com