病院建設現場から注射針 県立医大紀北分院
2011/02/21
ニュース
和歌山県は17日、県立医大病院紀北分院(かつらぎ町)の旧病院撤去工事現場から、注射針などの医療廃棄物が見つかったと発表した。
県などによると、廃棄物87 件は17日、旧病院の撤去工事で地中を掘削した際に見つかった。地中約50センチから掘削した土(約2立方メートル)に数千本の注射針と薬品用とみられる瓶1本が混ざっていた。
形状から昭和50年代ごろの器具とみられるという。廃棄物処理法に基づいて処分し、発見場所について土壌調査をする。
現在は注射針など医療廃棄物を土に埋める行為は違法だが、1997年以前はこの規定がなかった。紀北分院では2009年4月、10年7月にも工事現場から医療廃棄物が見つかっている。
出典:紀伊民報