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田辺市ごみ収集 大手業者欠格市直営に

2011/03/02

ニュース

 従業員雇い業務継続

 田辺市は1日、市内の家庭ごみ収集を委託している市内最大手企業の役員が道路交通法違反で有罪確定したとして、一般廃棄物収集運搬業の許可を取り消し、今後、同社の従業員17人を臨時雇用して市直営で家庭ごみ収集を行うと発表した。

 事業所ごみについても、同社の元従業員らが急きょ設立した廃棄物処理事業者が1日付けで市から許可を取得し、業務を受け継ぐ。処分した会社の元従業員たちが実質的に業務を続ける形となるが、市は「収集業務が滞ることをしのぐためにはやむを得ない」と釈明している。

 許可を取り消されたのは、同市の産業廃棄物処理会社「ロータリー・ユース」(岡田彰子社長)。市によると、同社役員が昨年3月、道交法違反(酒気帯び運転)の罪で有罪判決を受け、確定していたことが先月、判明し、廃棄物処理業の欠格要件に該当するため、処分した。

 旧市内のごみ収集は、同社を含む3社が委託を受けているが、同社は旧田辺市家庭ごみの6割、事業ごみの8割を収集。他の2社では補えず、市は市民生活への影響を避けるため、同社の従業員17人を臨時雇用し、同社から収集車6台を月額計60万円で借り、収集することにした。

 事業所ごみについても、道路交通法違反事件後に同社の別の元従業員ら17人が新たに設立した事業所が担うという。

 市は「新たに入札を行うことも検討したが、事務手続きに手間がかかるうえ、直ちに代替できる業者がない」と説明している。

 ロ社については、県も先月15日付で産業廃棄物処理業の許可を取り消している。

出典:読売新聞

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