産業廃棄物を不法投棄した疑い、3人逮捕
2013/06/21
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解体工事で出たアスベストが含まれた産業廃棄物を不法に投棄したとして、産業廃棄物収集会社の社長ら3人が警視庁に逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・福生市にある産業廃棄物収集会社「アシストアート」の社長、高橋信利容疑者(54)ら3人です。
高橋容疑者らは、去年10月から11月にかけて、住宅やアパートの解体工事で出たアスベストが含まれた産業廃棄物など9.26トンを八王子市の資材置き場に不法に投棄した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、高橋容疑者らは廃棄物の上に砂利を敷き詰めるなどして、外からわからないように隠していたということです。
同じ量のアスベストが含まれた廃棄物を正規に処分する場合、百数十万円の費用がかかりますが、取り調べに対し、高橋容疑者らは容疑を認めたうえで、「処理費用を浮かすためだった」などと供述しているということです。
出典:TBSニュース