産廃?土砂を無許可埋め立て、業者捜索 兵庫県警
2010/11/24
ニュース
無許可で大量の土砂を埋め立てたとして、兵庫県警は24日、県廃棄物処理条例違反容疑で、神戸市西区伊川谷町の土砂埋立業「明宝興産」事務所と、経営者の男性(76)の自宅などを捜索した。
土砂の中に産業廃棄物が混入している可能性もあり、県警は今後、土砂を掘り起こすなどして調べる。
捜索容疑は、平成21年10月~今年10月、同市西区の空き地や山林などに、無許可で大量の土砂を埋めたとしている。県条例では土砂を千平方メートル、高さ1メートル以上埋め立てる場合、知事の許可が必要と定めている。
神戸市が21年10月、6400平方メートル、高さ19メートルの土砂が積み上げられているのを確認し、県警に告発していた。
県警によると、同社は20年4月から、トラック1台(3~4トン)の土砂を一律3千円で受け入れ始めており、そのころから埋め立てを始めたとみられる。
出典:産経ニュース