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産廃165万トン投棄、青森側は搬出終了

2013/12/20

ニュース

 国内最大規模とされる青森・岩手県境の産業廃棄物不法投棄問題で、計約114万7000トンにのぼる青森県側の廃棄物と汚染土壌の撤去が19日午前終了し、最後の搬出が行われた。

 同県側は2004年12月から丸9年で一つの節目を迎えた。岩手県側の廃棄物と汚染土壌計50万2000トンの撤去、処理は東日本大震災の発生で遅れ、来年2月に完了する見通し。

 両県によると、不法投棄は1999年、青森県田子たっこ町と岩手県二戸市にまたがる計27ヘクタールの原野でみつかった。青森県八戸市や埼玉県久喜市の産廃業者が持ち込み、廃棄物と汚染土壌の総量は約165万トンと推定される。廃棄物の約9割は首都圏から排出された。

出典:読売新聞

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