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産廃跡地にメガソーラー キンダイ観光、操業開始

2013/12/18

ニュース

 鳥取、島根両県でパチンコ店を展開する「キンダイ観光」(水原勇雄社長、米子市両三柳)は17日、同市淀江町小波で同社が所有していた産業廃棄物処分場跡地で大規模太陽光発電(メガソーラー)の操業を始めた。廃棄物の埋め立て処理が終わった後の処分地の活用には重い物が建てられないなど制約があるが、跡地の新たな活用方法として注目を集めている。

 総合リース業のオリックス(本社・東京都)と鳥取銀行(鳥取市)が、キンダイ観光に太陽光発電での土地活用を呼び掛けた。産廃処分場跡地への太陽光発電所設置のモデル事例。

 昨年9月ごろから構想がスタートし、今年5月に着工。約1万6500平方メートルの土地に、縦約1メートル、横約1・6メートルの太陽光パネル4292枚を設置した。発電出力は約1000キロワットで、1年間に換算すると、一般家庭282世帯分の電力消費量に相当する。総工費は約4億5千万円。

 設置場所は丘陵地で、太陽光発電には不向きだったが、防草シートを張り、コンクリートの破砕材を敷くなどして平らに整地。地中深く掘れないため、コンクリート製の基礎台に設置した。県内外から視察が相次いでいるという。

 キンダイ観光の水原社長は「産廃地と丘陵地を活用した太陽光発電事業で、新たなモデル事業として他の場所にも広がっていけば」と期待を込めた。

出典:日本海新聞

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