産廃約30トンを不法投棄 処理会社幹部ら逮捕
2013/10/03
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産業廃棄物を無許可で保管したなどとして、警視庁生活環境課と交通捜査課は、廃棄物処理法違反容疑で、産廃処理会社「スピリット」役員、吉原薫容疑者(44)=茨城県下妻市高道祖=ら3人を逮捕、法人としての同社を書類送検した。生活環境課によると、吉原容疑者ら2人は「カネもうけのためにやった」と容疑を認め、1人は否認している。
吉原容疑者らは自治体などから産廃処理を請け負いながら、適切な処理をせずに下妻市内の同社敷地内に保管した後、別の空き地などに不法投棄していた。同社はダンプカーなど90台を所有し、平成23年ごろから過積載の状態で産廃の運搬を繰り返していた疑いがあり、生活環境課などは道路運送法違反(過積載)容疑でも立件する。
逮捕容疑は9月9日、横浜市などから収集した廃プラスチックなど約26トンを無許可で同社敷地内で保管し、廃プラを含む約34トンを別の空き地に不法投棄したなどとしている。
出典:産経新聞