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産廃:氷ノ山の宿泊施設が不適切処理 県が報告書求める /鳥取

2013/12/20

ニュース

 若桜町観光開発事業団(平井知行理事長)が運営する宿泊施設「氷ノ山高原の宿氷太くん」が、壊れたテントの柱などを敷地内に掘った穴に埋めるなど、産業廃棄物の不適切な処理をしていたことが19日、明らかになった。県は、過去5年間のごみ処理の実態と今後の対策について、文書で報告を求めている。

 平井理事長によると、駐車場の隣接地(約12〜14平方メートル)に壊れたテントの支柱数本と木くずが埋められているのが見つかった。職員から11月下旬に、食材のごみを入れたオイル缶(20リットル)6個を隣接地に穴を掘って埋めるよう上司から指示されたと平井理事長に報告があり、発覚した。屋外の倉庫には、4年前から昨年ぐらいまでの食べかすなどが入っていると見られる別のオイル缶9個が放置されていたという。

 県は9日、同事業団から報告を受け、現地を調査。同事業団は、すでに埋めてあった廃棄物を回収した。

 今年4月に就任した平井理事長は、ずさんな処理を今回初めて知ったという。職員への聞き取りで、以前から廃棄物を埋めていたことが明らかになっており、平井理事長は「自然が売りの施設で、産業廃棄物の不適切な処理はあってはならないこと。コンプライアンスの徹底に努めたい」と話している。

出典:毎日新聞

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