産廃埋め立て過去最少に 08年度の最終処分量
2011/01/19
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環境省は18日、2008年度の産業廃棄物の総排出量は前年度比1577万トン減の4億366万トンで、このうち1670万トン(4・1%)が最終処分場に埋め立てられたと発表した。最終処分量は記録を取り始めた1990年度以降で最少。
このほか資源として再生利用されたのは2億1651万トン(53・6%)、焼却や脱水などで減量した分は1億7045万トン(42・2%)だった。環境省は「排出量を抑えつつ、できるだけリサイクルに回すことで最終処分量を減らす取り組みが産業界で浸透しつつある」と話している。
業種別の排出量は、電気・ガス・熱供給・上下水道業が全体の23・9%で最も多く、農業・林業が21・8%、建設業が18・9%で続いた。
出典:47NEWS